2013年12月10日火曜日

Final final for fall 2013 term

こんにちは。
今日でようやくすべての授業、テストが終わりました。最後のテストは今学期最も苦戦した統計学で幕を閉じました。

今日のテストはよくできたと思います。
最後の1週間は外出せず、家でこもってお勉強していましいた。すさんだ生活とも束の間のお別れです。

この秋学期はとにかくもう授業に追いつくのに必死で、あっという間に終わってしまいました。
自分はこれまで英語で教育を受けたことがなく、モントリオールに到着して2週間で大学院の授業を開始したため最初は本当についていくのが大変でした。今でも大変ですが・・・。

来学期は1月6日からスタートです。しかし僕は12月15日から1月10日まで日本へ一時帰国するため、一週目の授業は欠席です。こちらでは1週目の授業はオリエンテーションのみのため差支えありません。
日本に帰ったらたくさん美味しいものを食べて、家族や友人とのんびり過ごしたいと思います。
研究についてもゆっくり考えられる時間ができるので、研究計画も進めたいと思います。

来学期はプレゼン能力をみがくことが目標です。今学期行ったプレゼンは全部メモを見ながらだったため、フィードバックでは毎回指摘されました。

また来学期は今学期よりも授業数が少ないため、1つ1つの授業に本腰を入れて取り組みたいと思います。あと、研究のほうも進めることが目標です。


早速、テスト後に今日もジムに行ってきました。一週間ぶりです。
まだテスト期間中のためかジムも空いています。ゆったりと2時間半かけて運動して、リフレッシュしました。

自転車エルゴ:200W 10min, 100~105rpm, ウェイトトレーニング、ストレッチ、ビルドアップ(1000m 60 sec, 2000m 55sec, 3000m 50sec)、インターバルトレーニング(200m 32sec×5)

短距離のインターバルトレーニングを久しぶりに行ってみました。気持では27secくらいで走っていましたが、実際は30sec以上かかっていました。ブランクの重みを感じます。。

ジムに行った後、学校の本屋さん(大学グッズのお店)でセールだったので水筒を買いました($15)。
初の大学名入りグッズです!

 

右はこれまで使っていた水筒。食費節約のため水筒は必須です!
 
こちらの大学生は自分の大学のパーカーを着ている人を非常に多く見かけます。
それどころか、文房具から洋服、マグカップなどの小物まで、揃えようと思えば頭の先から足元まで、大学グッズ一色で染めることができます。

以前にオーストラリアの2つの大学に行ったことがあるのですが、やはりそこでも多くの学生が大学の名前や校章の入ったパーカーを着ていました。

アメリカは一部しか行ったことがないのでよく分かりませんが、カナダやオーストラリアの大学では、大学生は自分の大学を誇りに思う気持ちが強いように感じます。


その理由としては、大学進学率が高くないことが挙げられると感じています。カナダもオーストラリアもほとんどの大学が公立で、その数は多くありません。
大学に行く、行かないという選択は本人に委ねられます。大学に行かないで就職、という選択も一般的なようです。
そして、もし仕事をして高等教育を受けたいという気になれば、何歳でも入学が可能です。
大学で要求される学習量はものすごいです。
そんな自分の意志で進んだ道に誇りを持っている、という印象を受けます。

さて、日本はどうでしょうか。
少子化が進む一方で大学数は増え、大学進学率は非常に高い状態です。
なんとなくみんなが進学するから、あるいは高卒というと世間体が悪いから、という理由で大学へ進むケースが少なくないと思います。
また大学での生活も、学習量はそこそこ、バイトやサークル中心、というのはどうなんでしょうか。
遊ぶのも大事ですが、あくまで勉強してこその学生なのでは・・・?
大学教育の目的が国によって違う、といえばそこまでかもしれませんが。。


ちょっと極端な対比かもしれません。日本でも自分の意志で大学に通い、一生懸命勉強して遊んで、いろいろな経験をしている大学生も多いと思います。
また大学への誇りという点では、日本でも社会的にレベルが高いとされる大学ではやはり大学を誇りに思う風習みたいのはあると思います。

ちなみにカナダの大学生は夏休みが長いので、そこで休暇をとったり、サマースクールに通ったり、インターンに行ったりしているようです。

こちらは大学院になると、より自らの意思で集った人たちで、社会経験もある人が多いので、モチベーションも能力も高い人が多いように感じます。
しかも自らの国を出て学びに来ている留学生も多く、猛者がうじゃうじゃいます。
志の高い人たちと必死に勉強したいなら、カナダの大学院は本当におすすめです。
半端な覚悟ではお勧めしませんが・・・。

2013年12月3日火曜日

あと一息!

こんにちは。

今は試験期間まっただ中です。図書館はどこもいっぱい。コピー機も人の列ができています。
自分は来週の火曜日ですべての課題、テストが終わるので、あと一息です。

そんな中でも時間をつくってwork outはするようにしています。少し時間は短めにしています。
ジムもいつもより人が少なかったです。

warm up: bike 10min, 160W, 100rpm, weight training, agility training, build up (1000m 60sec, 2000m 55sec, 2000m 50sec)

2013年12月1日日曜日

Black Friday

こんにちは。

アメリカでは11月の4週がThanks givingです。それに伴い、小売店ではクリスマスにかけてセール期間に入ります。その初日が11月第4金曜日で、その日をBlack Fridayといいます。

なんとなく邪悪な響きですが、その名の由来はセール期間に入ってお客さんの財布のヒモがゆるみ、小売店が黒字になるから、だそうです。ちなみにカナダでは同様のセールは12月26日のBoxing dayです。こちらはセールで人々がボクシングのように叩き合う・・・のではなく、クリスマスプレゼントを開ける(Box+ing)日、だそうです。

昨日は友人夫妻と朝から車でアメリカへお買い物に行ってみました。
モントリオールからアメリカ国境までは通常は車で30分くらいです。

モントリオールは島なので、モントリオールから外に出るには必ず橋を渡る必要があります。
しかし、なぜか島の南側の3つの橋が閉鎖・・・しかも、迂回路や工事のスケジュールも表示なし。島から出るのに1時間以上かかりました。

モントリオール名物の「永久に続く目的不明の工事」です。

モントリオールの道路では目的がよく分からない工事が延々と行われています。工事完了前後で何が変わったのかもよく分からないこともしばしばです。オレンジのしましまのコーンはもうモントリオールの景色の一部です。

普段は自分は公共交通機関を使っているので関係ありませんが、昨日は初めてその影響を受けました。どうやらモントリオールは公共事業に関しては汚職のニュースが絶えないそうです。



どの国でも、税金が正しく使われない現実は同じです。働いている人には罪はないのですが、ドライバーから彼らに向けられる視線がとても痛々しいです。モントリオールの政治についてはまた機会があれば調べたいと思います。


買い物ですが、土曜日に行ったため、すでにBlack Fridayほどのセールは行われていませんでしたが、それでもずいぶん安く買い物ができました。こちらに8月来て以来初めて新品の服買いました。

2013年11月29日金曜日

足底腱膜炎について考察②

こんにちは。

こちらは最高気温が氷点下5℃以下の日が続いています。道路の景色も1週間前とは違い、すっかり雪に覆われています。でも、道は朝に綺麗に除雪されているので車や歩行には問題ありません。

さて、足底腱膜炎について、今日でやっつけちゃいます。
前回は機能解剖学の視点から足底腱膜を見てみました。それをもとに、足底腱膜に最も負担がかかる状況として①足の内側に体重がかかる状態、②立脚終期の蹴りだし時(足関節背屈+足指伸展時)を挙げました。


2.(右)足底腱膜炎の原因
①足の内側に体重がかかる状態

●体の構造的な問題
僕の足は扁平足です。また、左右の足の長さが2cm弱違います(左<右)。立位では左足に体重が乗りがちです。

立位では常に左足に体重が乗っているため、常に右足部には内側方向へ回転力が加わっています。その結果、かかとの骨が内側に傾き、足のアーチに向かって体重がかかり、足底腱膜が伸ばされやすい状態になっています。

また、長年にわたってトレーニングをちゃんと行っていなかったため、股関節の筋力にも左右差が生じています(左>右)。特に股関節を内側、外側に開く筋肉がアンバランスです。これもおそらく、右足に体重が乗せない癖ができているため生じているものと思われます。

これら体の構造的な問題により、運動時には決定的に左右で動きが違います。これは片足スクワットをしたときに顕著に表れます。下図でいえば、左足でスクワットした際に左膝が内側に傾いています(Knee in)。このような状態だと、足の内側に体重が乗りやすく、足底腱膜にストレスがかかりやすくなります。

 
●環境要因
以前にも一度アップしましたが、現在自分が練習している屋内トラックは200mで、コーナーに傾斜がついています。つまり、反時計回りで周回する場合、コーナーでは右足の外側が内側に比べて高いことになります(足の裏が全部床についている場合)。すると、体重が足に乗っている限り、足の内側に体重がかかりやすくなり、結果として右足底腱膜へのストレスが増えることになります。

 
②立脚終期の蹴りだし時のストレス
●体の構造的な問題
足関節背屈+足指伸展時に、足底腱膜は最も伸ばされます。立脚終期の蹴り出し時には、この関節位置でただでさえ伸ばされた足底腱膜に、立脚期で生まれた推進力が加わるので、相当な負担がかかります。
この際に、足首が硬いと、相対的に足の指がより大きく伸展を強いられることになります(下図)。
この図では、地面に対して左右共に同じ脛の傾きをしています。しかし、左図では足首が硬いために、足指が余計に伸展することで脛の傾きを生み出しています。この大きな足指の伸展によって、足底腱膜は余計に伸ばされ、ストレスが増すことになります。

●環境要因
普段、最近ブーツを履いているのですが、ブーツで足首の動きが制限された状態でも、上記のような状態が再現されます。大学は坂の上にあり、キャンパスも広いのでもしかするとブーツで長距離歩いたことも原因の一つかもしれません。


③急激な運動
人の体は可塑性に富んでいます。つまり、使わなければ弱り、使えば強化されます。これまでの運動量を超える負荷が短期間でかかったために、僕の足底腱膜は耐えられなかったのでしょう。

3.対策
ここまでくればやることは明白です。
①体重が足部の内側にかからないように、股関節周囲の筋トレをする、片足スクワットなどで特に股関節からKnee-inが生じないように動作練習をする(特にアップで)、扁平足が悪化しないよう、タオルギャザー(床に置いたタオルを足の指でたぐりよせる)を行う、周回は左右両方ともバランスよく行う
②蹴り返し時の過度の足指の伸展を防ぐために、足首を柔らかく保つ、アップでしっかり足首を伸ばす、ブーツの足首を動きやすくする(足首より上のヒモを緩める)
③急激に運動量を増やさない

これでだめだったら、また問題点の再考、対策の練り直しです。

こんな感じで、理学療法は論理的に、実験のように進められる面白さがある一方で、またメニューの発想力や問題点への考え方や、問題点に気づいたときのひらめきなど、創造力も求められるという側面もあるため、僕としては非常に面白いです。

今回の話題はどちらかというと整形外科の分野に近いです。ちなみに僕は神経系の病気の理学療法や運動制御の研究をしています。そちらも非常に面白い分野ですので、機会があれば、また。

2013年11月26日火曜日

足底腱膜炎について考察①

こんにちは。

たまには理学療法士らしい記事を書きます。
せっかく足底腱膜炎になったので、今日は原因と対策を考察したいと思います。
とてもよくまとまったサイトを見つけたので、詳しくはこちらを参照してください。
(http://www.ukiyubi.com/pain/plantar-fasciitis.html)
重複する内容を書いてもムダなので、ここではこのサイトに乗っていない情報をなるべく記述します。

1.足底腱膜 (Plantar fascia)の役割

足底腱膜は足の5本の指の付け根とかかとの間に張っている腱組織で、足の縦アーチを支えています。腱組織は、筋肉のように自分では動けませんが、外力によってゴムのように伸び縮みする特徴があります。伸ばされるほど強い力を蓄えられる性質があります。ゴムと同じ弾性力です。



その歩行や走行時の役目としては、①足部が着地した時に衝撃を吸収する、②蹴り返し (Terminal stance)時に蓄えた弾性を開放することで推進力を生む、の2つがあります。

①足部接地時の衝撃吸収
足底腱膜は足のアーチを形成しています。足底腱膜が短くなるとアーチは高くなり、伸びるとアーチは低くなります(windlass 機構)。ここからはトランポリンをイメージするとわかりやすいでしょうか。足底腱膜がトランポリンで、体重が乗っている人とします。
歩行や走行時に足が地面に接地した(トランポリンに乗った)際には、足底腱膜(トランンポリン)は外力で伸ばされ、ピンと張ります。それと伴にアーチは低くなります。トランポリンの位置が高く、しかもピンと張ったものであれば、より強い力に耐えられることが分かります。この逆が、扁平足です。扁平足は、足底腱膜が正常よりも長くなってしまうことで緊張が下がり、アーチが低くなった状態を指します。のびきったゴムや、張力の弱いトランポリンを想像するとわかりやすいでしょうか。この状態では、体にかかる衝撃を十分に足底腱膜は吸収できないことになります。
また、立った時にかかとの骨が内側に傾く人は、常にこのアーチにむかって体重がかかっており、足底腱膜が通常よりも伸ばされることになります。このような人の特徴として、靴のかかとの内側がすり減りやすいという特徴があります。

歩行や走行時に足が接地する際には地面から体に向かって強い衝撃がかかります。この衝撃を人は様々な関節で吸収していますが、足底腱膜は体の中で最も最初に衝撃吸収の役割を担う大切な場所の一つです。

②蹴り返し時の推進力
足底腱膜は軟部組織性の結合および他の筋の作用により、足関節(足首)と足指の2つの関節の運動の影響を受けることになります(詳しくは省略します)。

足関節を背屈(つま先を上げる)、足指を伸展(足の指を持ち上げる)のいずれの運動でも、足底腱膜は緊張します。したがって、足関節の背屈+足指の伸展により、足底腱膜は強く引っ張られることになります。この運動が見られるのは、歩行の蹴り返し(立脚終期)といわれるときです(下図の左足)。


足底腱膜にはゴムのような性質があることから、蹴り返し直前に外力によって強く引っ張られた足底腱膜は、外力から解放された時には強い力で戻ろうとします。つまり、足関節と足指が反対側に動く方向ににむかって力が解放されます。この仕組みを利用して、歩行の蹴り返し時には足底腱膜が足部で大きな推進力を生むとされています。この際には、足底腱膜にはとても大きな力(伸張ストレス)がかかります。

ここまでをまとめると、①から、足の内側(土踏まず部分)に体重がかかる状態では足底腱膜に伸張ストレスがかかる。また②から、歩行や走行時には、立脚終期の蹴りだし時(足関節背屈+足指伸展時)に伸張ストレスがかかるということです。


思ったより長いので、今日はここまでにします!仕組みは単純なことなんですが、言葉にすると意外と長くて小難しくなってしまいます。

アインシュタインはこう言っていたそうです。
“If you can't explain it to a six year old, you don't understand it yourself.”  

あ、はい・・・。

久々の...

こんにちは。

今日はモントリオールは曇りで、時折粉雪が舞っています。
しかし雲のおかげで放射冷却が弱い影響か、気温が0℃前後で晴れの日よりも寒さはずっとマシです。
ただこの日々の気温差は本当に用心しないと、簡単に体調を崩す気がします。

さて、風邪と足底の調子がだいぶよくなってきたので、今日は久々に午前中の授業後、ジムへ行ってきました。

今までアップをせずにいきなりビルドアップをしていましたが、足底腱膜炎の影響と、あとは汗をかいたまま放置すると風邪をひいてしまうということで、ランニングは最後にすることにしました。

バイク10分130W, 100~105rpm、ウェイトトレーニング、ストレッチ、インターバルトレーニング(3min Run→2分Rest→3min Run×5, 15.0km/hから1setごとに1.5km/hずつビルドアップ)
今日はたまたま屋内トラックでストイックに追い込んでいるおじさんたちがいたので、混ぜてもらいました。どうせ走るなら、みんなで走ったほうが楽しいです。
病み上がりですが、そんなの関係ありません。

今日参加したチームは今日がVO2max(運動耐用能、体力)のテスト日だったらしく、どうりで限界まで追い込んでいるわけでした。毎週火曜日に集まっているらしいので、スケジュールが合えばまた参加したいと思います。

ただ、みんなフランス語なので何を喋っているかは全然わかりません。フランス語の勉強にもなるかな?

トレーニング後はシャワーを浴びで汗を流して、寒さ対策もばっちりです。アップの効果か、足底の調子も良さそうです。これからはこの順番で行きたいと思います。

2013年11月25日月曜日

First final exam

こんにちは。

モントリオールは週末から一気に気温が下がり、最高気温も氷点下の日々です。それによって一気に体調を崩し、週末は家にこもりっきりでした。

しかし、大家さんにいただいた生姜湯と先日日本から届いた入浴剤によって、2日で復活できました。日本産の生姜湯は貴重で値段も高いので、自分で作れるようになりたいな。調べてみると、どうやら片栗粉とハチミツ、生姜だけあれば作れるようなので、材料を買って挑戦したいと思います。

そういえば、この5年間くらい風邪ひいていなかったですが、やはり環境が変わって抵抗力が弱っているのでしょうか。気を付けます。






今日、一連のFinal examの最初のテストが終わりました。出来はまずまず。
内容は、Motor Control Theoryに関する問題が出され、3時間で3つのエッセイを書くものでした。今日はこちらに来て少し進歩を感じました。この3か月で間違いなくライティングの技能は高まっています。来たばかりの時はとてもこんな課題できなかった!
学生として最低限のスキルですが、やはり必要性があると能力も上がるものだと実感しています。

これからあと4つの授業でFinal ExamやAssignmentがあるので、一つ一つやっつけたいと思います。

2013年11月22日金曜日

落ち葉集め

こんにちは。

落葉の季節になりましたね。日本では焼き芋なんかもいいですね。
モントリオールではたき火も見たことがありません。禁止されているのでしょうか。

こちらの街路樹は、たいていが落葉樹です。紅葉は見事でしたが、当然落ち葉の量も尋常じゃありません。
こちらの落ち葉集めは豪快です。

 





 一丁上がり!


冬場にはこの落ち葉の塊が雪の塊になるのでしょうか。しばらくこのブルドーザーたちにはお世話になりそうな予感がします。

そろそろ期末試験が近づいてきました。いよいよ、今年最後の正念場です。
テストの時期がいい感じにばらけているので、長丁場ですがその分準備できるので、一つ一つ、しっかり取り組みたいと思います。

2013年11月19日火曜日

Almost fainted (気絶寸前)

こんにちは。

以前も少し書きましたが、自分は理学療法士です。生活の中で、ひょんなことでその知識やスキルが生かされることがあります。


今日の午前中の授業後、ジムへ行きました。いつも通りランニングから始めたのですが、まだ足底腱膜炎の調子がイマイチなので、軽めにしておきました。その代わりに今日は自転車エルゴメーターを140W、ケイデンス100rpm、20分で行いました。日本ではロードバイクでヒルクライムの大会に出たりと、それなりに自転車には乗っていたのですが、ブランクがあったせいか、かなりしんどかったです。その後いつも通りウェイトトレーニングをしていたら・・・あれ?なんだか視界がボヤけてきて、少し嘔気が・・・そしてやたらと汗が。。橈骨動脈(手首で脈を測れる部分)を確かめると・・・脈が触れない!!完全に低血圧の症状です。橈骨動脈で脈が触れない場合、たしか収縮期血圧は70mmHgを下回っているはずです。あいにくジムには血圧計がないので確定診断は出来ませんでしたが間違いないでしょう。

こんなジムの真ん中で気絶するのもなんだか悔しいので、ここは頑張らねばと朦朧とする意識の中で意地を張っていました。まず足を高くして横になって、iPodから聞こえてくる音楽(アンジェラアキ)を頼りになんとか気絶せずに済みました。。もう大丈夫かな?と思って立ち上がると、一気にまた視界が暗くなりました。。

まだあかん。

ここからは理学療法士の腕の見せどころです。末梢の血流を脈拍や手先の爪を押したりしてモニタリングしながら、徐々に座位、立位と姿勢を変え、さらに手足の末梢のポンプ作用を強めるためにグーパーや踵上げを組み合わせます。
・・・もう大丈夫です。やっていることは心臓疾患のある方や長期臥床していた方のリハビリと一緒です。理学療法士でよかった。。


運動は適切な強度で行いましょう。


ちなみに、血圧が下がって冷や汗が出るのは、末梢の循環不全によって末梢の水分が鬱滞するため起きます。極度の緊張状態では、交感神経の働きにより末梢の循環不全が起きて、やはり冷や汗がでます。また心筋梗塞や急性心不全などで心臓から送り出される血流量が減るとやはり同様に冷や汗が出ます。冷や汗は循環動態を知る重要なサインなので、ぜひ気をつけてください。

2013年11月16日土曜日

ワークショップ

こんにちは。

今日は土曜日ですが、大学主催のワークショップに一日参加してきました。
テーマは"Innovating Beyond the Textbook: A Conference on Learning to Teach for Graduate Students and Post-Docs."
大学院生(特にPhD課程)やポスドクは、すでに大学のメンバーという認識なので、学部生に対してTA(Teaching Assistant)や講師として授業に参加する機会があります。しかし、これまで部屋の片隅で本ばかり読んでいたり、顕微鏡を一日中覗いて研究に没頭していた人が、いきなり何十人、何百人の学生の前に放り出されても、うまく役割を果たすのは容易ではないと思います。今回のワークショップでは、学生と教授の橋渡し役になるTAや講師の面白さ、難しさが体験談やケースシナリオを通して生々しく共有できました。

TAの機会がどれだけ多いかは、学部によって大きく異なります。TAは学部にしてみれば講師を雇うよりも安い賃金で人手が補えますし、学生にしてみれば収入になります。したがって資金繰りが苦しい学部ではよりTAの機会が多くなるという都市伝説を聞きました。本当なのかは知りません。ただ、TAばかりしていると今度は自分の研究に割ける時間が減るので注意が必要です。

少し話はそれますが、特別な教育のトレーニングをし、教員免許を取得しなくても大学で教員にはなれます。これは国によってそんなに違いが無いようです。小学校から高校までは免許が必要なのに大学で必要ないのは、おそらく研究者としての資質が大学教員ではより重要視されるからでしょうか。しかし、大学の段階でもしっかりとした教育スキルはやはり要求されるのではないでしょうか。

こちらの大学のいいところは、今回のように興味深いワークショップが定期的に開催されていることです。そして無料。しかも昼食、おやつ、飲み物付き。今回のはモントリオール近郊の他大学の学生も無料で参加可。とても太っ腹です。たまに全然面白くないのもありますが、そのような時には途中で帰っても何の問題もありません(貧乏学生はしっかり昼食は食べてから帰ります)。別に単位のためでなくて自分にとってベネッフィットがあるかどうかで判断できるのがいいところです。


ワークショップはディスカッション中心で、色々な学部からきた学生と話せてとてもいい刺激になりました。自分はまだ今の段階ではコースワークに集中したいのでTAを行う予定はありませんが、来年あたり、挑戦してみたいと思います。人にものを教えるというのは一番いい学習方法だということを聞きました。必ずしも頭のいい人が先生になるのではなくて、先生という環境がその人の思考を豊かにして、結果頭がよくなるのだと。どちらが先だとしても、努力が大事だと思います。

さて、ワークショップ後は友人とマーケットへ。今日行ったところはかなり安いです。野菜や果物が山のように・・・というより山になって売っていました。1週間分の野菜を買ってわずか$11でした♪

 
DAIKONとNAPPA(実際は白菜)が売っていました。



                   

2013年11月14日木曜日

サブレットノススメ

こんにちは。

少し前までは、街中ではリスが忙しそうに冬支度をしていました。
さすがリス。動きは可愛いです。それに街中のリスは人にも慣れているため近づけます。
しかし近くで見てみると日本にいるリスよりも大柄で、なかなかふてぶてしいやつらです。
でもやっぱり可愛いので、写真とか撮ってます。


ガイドブックなどでもモントリオールの項目はそれほど多くなく、モントリオールに関する情報収集は、意外と大変かもしれません。「from-montreal.com」というサイトがおすすめです。
http://www.from-montreal.com/

生活用品、住宅事情、美味しいレストラン、観光案内(地元の人ならではの穴場情報もある)、生活の知恵など、ガイドブックでは語られない生活に根差した多くの情報がこちらでカバーされています。こちらに生活や旅行の予定がない方でも、見てみるだけでも十分楽しめるサイトかと思います。

特におすすめなのは、住宅情報のところで、たまにあるサブレットという項目で、いわば、賃貸のまた貸しです。一時帰国や学会・インターンなどで長期間不在になる際にも家賃は払わなければならないので、その際に旅行などで訪れる人に部屋を貸すことがあります。こちらでは合法です。サブレットのメリットは、ホテルを借りるよりも格段に安いこと、広い部屋が多いこと、より生活感のある滞在になること、などでしょうか。「人のベッドに寝るなんてちょっと無理・・」という人には向かいないと思います。あとは、契約書などがない場合が多いため、悪質なオーナーに騙されないよう、注意が必要という点も忘れてはいけません。。

最近は旅番組とかでも、世界遺産など王道を紹介して豪遊するような嗜好のだけではなく、路地を散歩したり、バスやローカル線するなど、ずいぶんと地に足の着いた旅を好む層もにあるように感じます。そのような滞在を望まれる方には、サブレットがオススメです!



2013年11月12日火曜日

Winter Blahs

こんにちは。

モントリオールは今日も粉雪がちらついていました。最高気温も、せいぜい1℃くらいでしょうか。
それでも、みんな口を揃えて「まだまだこんなもんじゃあないよ」と脅かしてきます。

Winter Blahsという言葉を知りました。和訳すると、「冬バテ」です。日本ではSummer Blahsの方が身近ですよね。

Winter Blahsの症状としては、季節限定の不安感・うつ気分が主症状で、疲れやすい、、物事に集中できない、常に眠たいという症状もあるようです。原因は、寒さのせいで運動不足になりがちなことと、日照時間が短いため、体内時計が乱れがちで、ホルモンバランスが崩れるため起こるようです。

対策は、こちらのサイトに載っていました。「冬バテをやっつける5つの方法」
(http://psychcentral.com/blog/archives/2012/12/03/5-ways-to-beat-the-winter-blahs/)

1. Better understand your body clock. (体内時計を整えましょう)
日に当たること、休日には目覚まし時計なしで起きること、しっかり運動するなどして日中にくたくたになるくらい疲労すること、などが有効なようです。

2. Keep up regular physical activity. (定期的な運動を心がけるましょう)
短時間のウォーキングやヨガでも効果的だそうです。

3. Eat a variety of foods. (色々な種類の食物を食べましょう)
果物や野菜をしっかり食べる。そして、食事を楽しむ。

4. Socialize. (社会と交わりましょう)
外出するということが重要ですが、Skypeなどでもいいので、定期的に家族・友人と連絡をとるのがいいみたいです。

5. Pamper yourself.(自分をいたわりましょう)
アロマバスに入る、恋人と過ごすなど、なんでもいいので、自分を大事にしてあげるのがいいみたいです。

どうやら、夏バテとは機序が違うためか、対策も少し違うようです。特に社会と交わる、体内時計を整えるなど、社会心理学的な要因と、あとはホルモンバランスに関する配慮が大事みたいです。
できることなら、冬は楽しんだほうがいい、ということでしょうか。

自分はホルモンバランス、運動に関しては問題なしです!学校や研究室に行っている限り、社会と
も交わっているし、外出もします。問題は食事くらいでしょうか??心理的に現状の食事に困っていなければ、少なくとも冬バテになることはなさそうです。
自分の場合、過度の運動と栄養不足、睡眠不足で免疫が下がって風邪ひかないように注意したほうがよさそうです!!

今日のworkout
6000m build-up (2000m 60sec, 2000m 55sec, 2000m 50sec), 1000×3 (3'41, 3'37, 3'35) interval 200m jog、ウェイトトレーニング、ストレッチ
Note: 最近少し右足底腱膜に痛みが・・・ 腱膜炎かな?しっかりケアします。

2013年11月9日土曜日

ケベックの電気

こんにちは。

今日は午前中から活動して、充実した土曜日でした。午後はジムにも行って、しっかり走ってウェイトトレーニングもしてきました。6000m build-up (2000m 60sec, 2000m 55sec, 2000m 50sec)、1000m ×3 (3'45, interval 200m jog)

いま、外では雪がちらついています。モントリオールの街は雪が似合います。。
とはいっても、家の中では暖房がしっかりきいているので、屋内にいる限り、まったく寒さは感じません。こちらでは省エネという概念があるのか?というくらい、暖房もガンガンつけますし(屋内は半袖の人も少なくない)、だれもいない部屋でも電気はつけっぱなし。「環境意識が低い!」・・・と見えますが、ケベック州では電力の98%を水力発電に頼っています。そして、電気料金は1kw/hあたり5.45~7.46カナダセント (約5~7円)。ちなみに日本では東京電力は1kw/hあたり8kwhまでは28.05円、以降は18.89円とのこと。ケベック州は世界で最も電気料金が低い地域の一つなんだそうです。そして、一部の余剰電力はオンタリオ州やニューヨークなどに売電までしているそうです。

この膨大な電力需要に応えているのは、Hydro Quebecという公営の会社です。(http://www.hydroquebec.com/en/index.html)


モントリオールから約700km離れたところにある川の流域一帯に、いくつも巨大ダムを建設し、はるばる送電しているとのこと。この水力発電のデメリットは、ざっと調べてみると発電所周辺の地元先住民からの根強い反対。そして、長距離にわたる送電網に依存した供給システム。1990年代には送電網のトラブルで真冬に5週間停電していたそうです(輪番停電も含めて)。

ケベック州では発電される電力はほとんど、低コストの再生可能エネルギーをもとに作られているんです。だから、節電という言葉を全然耳にしないわけですね。地球環境を汚していないエネルギーなので、電気を使うことにためらいがないのかもしれません。ダム作っている時点で汚していますが、火力や原子力に比べれば環境コストは低いと見ていいのでは。水力発電のデメリットを考慮しても、日本からするとうらやましい限りです。火力、原子力に依存した電力システム、なんとかならないものでしょうか。。

ちなみに省エネへの配慮は、ケベコワも一部の人はあるようですが、ゴミの分別やクールビズ、低燃費車、節電対策などの普及を考えると、省エネへの一般意識は日本人のほうが断然高いように感じます。日本の場合は資源に乏しいので、おのずと昔から省エネに心がけざるを得ないのでしょうか。ちなみにこちらのごみの分別は、「生ごみ」と「リサイクルごみ」の2種類だけです。「リサイクルごみ」はどのようにリサイクルされているのかな・・・?



2013年11月6日水曜日

予防接種

こんにちは。

インフルエンザやノロウィルスが流行する時期になりました。
こちらでもインフルエンザに対しては予防接種が行われ、学生は無料で受けられます。
僕も昨日受けてきました。毎回、予防接種後は扁桃腺が少し腫れたりくしゃみが出たりと、感冒症状が少し出ます。
そんな中、今日もジムに行ってきました。

6000mビルドアップ(2000m 60秒、1000m 55秒、1000m 52秒、2000m 50秒)
1000m×3 (3'40 インターバル200mジョグ)
その後ウェイトトレーニング&ストレッチ

・・・授業の合間に行ったのですが、その後グッタリです。やはり予防接種後は無理しないほうがいいですね。ちなみに一応、予防接種してくれた人に「この後運動してもいいですか?」と聞いたのですが、「全然問題ないよ!なにしてもOK」と言われたのを信用してしまったのがいけなかったです。

明日はテスト&アサイメント提出日なので、今日はもうひと踏ん張りします。

ノロウィルスはワクチンがありませんが、インフルエンザのワクチンはなるべく早い時期に受けましょう!
そして接種後は少しおとなしくしていましょう。。

2013年11月4日月曜日

Workout

こんにちは。

以前、一度だけジムの様子をアップしたことがありました。あの後も、定期的にジムには通っています。というか、最近ちょっとハマってます。自分は中学・高校と陸上部だったのですが、今の大学の屋内トラックを見ると当時を思い出してしまい、ついつい追い込んでしまいます。実際は当時よりもかなり身体機能が下がっていることを実感しています。。最近は週3回は最低でも通っていて、着実に練習効果が出ていて、さらに楽しくなってしまっています。

メニューとしては・・・
6000m ビルドアップ(2000m 60秒/200m、2000m55秒、2000m 50秒)
1000m×3 (3'40、インターバル200mジョグ)
その後ウェイトトレーニング(ベンチプレス60kg 5-6×4set, レッグプレス100kg 15×5set, 腹筋、バーベルカール15kg 10×3set 体を大きくするためというよりは、筋持久力&スプリント力アップ目的)、ストレッチ

という感じで、着替えも含めてだいたい2時間で終わります。
練習のレベルとしては中学校の陸上部時代よりも軽い内容ですが、10年前の高校時代に若返ることをめざして、練習したいと思います!今は当時よりもトレーニングに関して知識があるので、自分を実験台にして色々試行錯誤してみたいと思います。。

運動はいい気分転換になるだけでなく、ダラダラ勉強しないでメリハリがつくので、本業の勉強にもとってもいい影響があると思います。

・・・こんな内容、興味のない方には全くつまらないですね。このブログがトレーニング日誌にならないように気を付けます!ただ、効果を実感するため、練習を継続するために、ちょくちょくアップします。

2013年11月3日日曜日

25時間の日曜日

こんにちは。

カナダは今日でSaving Time (サマータイム、夏時間)がおしまいです。いよいよ冬到来でしょうか。
それに伴い、日本との時差が13時間だったのが14時間になりました。Saving Timeの切り替えは必ず週末に行われるようです。おかげで今日は25時間の日曜日を過ごしています。ちょっと得した気分です。

最近は日増しに日が短くなっていて、朝起きても暗いし、夕方も日没がずいぶん早くなりました。12月の冬至まではまだまだ日が短くなります。

最近、立て続けに中国や台湾からきた留学生に「半沢直樹はおもしろい」と勧められたので、昨日はアサイメントもそっちのけで一日中見ていました。今やネットがあれば世界中どこにいてもドラマや本が見れるので、とても便利ですね。今日も見たいけど・・・さすがに今日は現実にもどらないと~

2013年10月31日木曜日

Google map

こんにちは。今日はハロウィンですが、モントリオールはあいにくの雨です。それでも街中では仮装した子どもたちをたくさん見ました。

だいぶ寒くなってきて、天気も悪いと外で歩く距離は最小限に抑えたいものです。基本はバスとメトロでの移動ですが、こちらのバス停は100m間隔くらいにあります。冬は寒くて歩くのが辛いからでしょうか。

しかし、こちらのバスは次の停留所を車内でアナウンスしてくれません。つまり、景色を覚えるしかないんです。少しぼーっとしてたら、いつの間にか目的地を通り過ぎていた・・・ということが何度もあります。また、たとえ覚えている道でも混んでいたり雨の日などで窓が曇っていると外の景色が見れないなんてことも結構あります。そんな時は、携帯のGoogle mapの助けを借りています。ひたすらGoogle mapの画面をにらみながら、近づいた!と思ったらすかさず停車ボタンを押し、バスを降りています。

Google mapには当分お世話になります。




2013年10月30日水曜日

タバコの害に対する考え方

こんにちは。統計の中間試験の結果は74%でした。よかった~。。
今日はこれから別の授業でプレゼンがあるので、がんばります。

タバコによる健康被害は各国共通の問題ですが、それに対する取り組みは国によって様子が違うようです。日本では、タバコ売り上げ減少に伴いJTが人員削減と生産量縮小に踏み切ったようです(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131031-00000004-jnn-bus_all)。喫煙者が減るのは医療者からするととてもいい傾向だと思います。

JTは最近、喫煙マナー向上をうたっていますが、決して禁煙を促すことは行いません(未成年の喫煙はハッキリNOの立場をとっているようです)。タバコに対するイメージを損なうことに関しては手を加えないようですね。むしろ、タバコのマナー向上を通してタバコのクリーンなイメージを保つことに努力を注いでいるように見えます。ちなみに、「喫煙と健康に関するJTの考え方」というところで、JTとしては喫煙による社会コスト(肺がん、肺気腫など)は因果関係がはっきりしていないという立場をとっています。(http://www.jti.co.jp/corporate/enterprise/tobacco/responsibilities/responsibility/index.html)
二酸化炭素による地球温暖化も同様ですが、科学データの解釈に政治問題が絡むのには疑問があります。曇った顕微鏡でのぞいてみても、真理は見えないのではないかと思います。一部の人、団体の既得権益の保護と健康・環境とは天秤にかけられないのではないでしょうか。

タバコのパッケージを比べると面白いです。カナダのパッケージはいかにも毒々しい見た目です。ここに載せたのは探した中で一番ショックが小さいパッケージです。一方で日本は・・・文字のみでしたね。この文字の大きさ、何とも絶妙な曖昧さをもつ文面を決めるのも、きっと様々な意見があったのではないでしょうか。タバコの害に対する考え方のコンントラストがみてとれます。
どちらが正しいのでしょうか?



 

2013年10月28日月曜日

温泉入りたい

こんばんは。日本も少しずつ気温が下がってきたのではないでしょうか。風邪などひかないように気を付けてください。

今日は統計学の中間試験がありました。前からコツコツ勉強していたので、前日に徹夜する必要はありませんでしたが、それでも最近寝不足の日が続いていたので、ようやく一息つけます。出来は60%はいったかな?という程度。まだまだです。また12月には期末試験があるのですが、それは今は考えないでおきます。

さて、モントリオールもだいぶ気温が下がってきています。今日家に帰ってきて、どうも悪寒がするのでお風呂に入ろうと思い、久しぶりに湯船に浸かりました。先日日本から送ってきてもらった荷物に入浴剤も入っていたので、入れてみました。気分は登別温泉です♪お湯を捨てるのがもったいなかったですが、追い炊き機能が無いので15分くらい楽しんでおしまいでした。
日本の温泉が懐かしい!・・・・・当分は、入浴剤で仮想温泉巡りを楽しみます。


2013年10月27日日曜日

カナダでのお買い物

Case#1
CAN$10. 31のお買い物をするとします。$10札を出して、25セントと5セントの硬貨を出して・・・あれ?1セントのコインがない!
Case#2
CAN$10.38のお買い物をしたとします。$15支払って、$4.62のおつり・・・と思ったら、当たり前のように$4.60のおつりが返ってきた。すみませーん、おつり足りてませんけど!

なんて体験、カナダを訪れれば一度はあるはず。Case#2のような場合に、店員さんに文句言っても相手してもらえませんので、注意してください。
これらは、カナダで1セント硬貨が廃止されたために起きています。1セント硬貨がないにも関わらず、値段は1セント刻みです。したがって、下一桁の1, 2, 6,7は切り捨て、3,4,8, 9 は切り上げということにして対応しているようです。ややこしいです。ちなみにクレジットカードやデビットカードでは1セント刻みでの支払いになります。レジでは常に四捨五入ならぬ2, 7捨3, 8入が要求されます!


Penny-rounding-examplejpg
(http://travel.weblogs.jp/news/2013/02/09.html)

2013年10月26日土曜日

TOEFLスコアが大学入試に必要?

こんにちは。
ハロウィンですね。ダウンタウンでは普通にゾンビがカフェでお茶していたり、地下鉄に乗っています。

さて、ネットで見つけたちょっと前の記事ですが、気になるものがありました:『「大学入試にTOEFL義務付けを」首相に自民提言』(http://www.asahi.com/politics/update/0408/TKY201304080323.html)
英語教師になるには、TOEFL80点以上を必要条件にすることも提言されたそうです。

ちなみに、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、1964年に英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。
 (http://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/index.html)

これまでの日本の大学入試では、上記4つの技能のうち、特に「読む」能力が重視されてきた印象です。「聞く」に関しては、自分が大学入試の時に初めて、ICレコーダを用いたセンター試験が行われましたが、難易度はかなり低かった気がします。とにかくこれでは実用的な語学力は培われません。なので、これからはもっとバランスよく学びましょう、ということなのでしょうか。ただ、ひっかかるのは、なぜTOEFLなのか?ということ、あとは大学に入った後に継続して実用的な英語教育が行われるのか?ということです。

まず、なぜTOEFLなのか、という点では、おそらくアカデミックな英語能力試験を推し量る世界標準なテストとしての地位を確立しているからだと思います。また、TOEFLだけではなく、同様の試験ではIELTS(http://www.eiken.or.jp/ielts/)や日本でおなじみ英検(http://www.eiken.or.jp/)もあるので、これらも選択肢として今後導入されていくのかもしれません。英検は高校生以来受けていませんが、TOEFLとIELTSは大学院留学に必要だったので数回ずつ受けました。受験料が高いんです。TOEFLは一回US$ 225、IELTSは¥24675。一回で基準点をクリアできればいいんですが、自分は苦労しながら、一年かけて基準点に到達できました。これらのテストを大学入試に導入するのであれば、経済的な負担を考慮しなければ経済格差による学力の格差がますます大きくなります。近年、子の学歴と親の収入に強い正の相関関係があるという報告を聞きます。つまり、子どもの学歴は親の収入によって異なるという状況ができあがっているそうです(下図)。もし、TOEFLやIELTSが大学入試の必要条件になったら、これらの団体は受験料収入が跳ね上がるので大喜びでしょうが、経済的に困窮している親やその子はますます苦しくなります。また、TOEFLやIELTSはスコアの有効期間が2年間です。つまり、入学試験時に取得したスコアも、大学2年生の終わりに無効になってしまいます。大学2年生で、そのスコアを持っていることにどれだけ意味があるのでしょうか?その後英語以外の外国語を学習していこうとしている人にとっても、これらのスコアは何の意味も持ちません。実用的な英語能力が培われること、また世界標準に準じた能力を問うことは大賛成ですが、そのテスト方法に関してはもう少し検討が必要ではないでしょうか。センター試験をもっと世界標準に沿った内容にして、その後にスコアが必要な人だけ入学後TOEFLやIELTSを受験すれば十分な気もします。大学入試センターがこのような試験を作れるのか?という新たな疑問が出ますが・・・。

世帯収入と子どもの学力 (対象/小学6年生)

(http://cfc.or.jp/problem/)

また、どのような方法で大学入試が行われたとしても、その後の継続した学習がなければ語学力は落ちていきます。現在の大学教育では、実用的な外国語教育が行われているのでしょうか。学生が語学学習の必要性を感じられなければ、入試の時点以上の発展はありえないと思います。TOEFLやIELTSのスコアを使って大学在学中に交換留学やインターンで海外の大学に留学するとか、講義を外国語で行う、あるいは外国語のテキストを用いるとか、そのような場面を通じて語学学習の必要性を感じる機会がもっと増えればいいと思います。あとは、なによりも当人の学生が勉強しないと。こっちの大学の学部生・院生の学習意欲はすごいです。日本も頑張っている学生はたくさんいますが。

語学力はあくまでコミュニケーションの手段ですが、どのような領域でもその手段があることで選択肢はぐっっと広がると思います。



2013年10月23日水曜日

Qualitative Research

こんにちは。日本は台風がまた来ているようですね。しかも今度は2つ。みなさん大丈夫でしょうか。こちらは朝は氷点下近くまで冷えるようになってきました。

さて、最近統計学ばかりが気になる日々ですが、ほかの授業ももちろん受けています。
その中で、興味深い内容がありました。それが"Qualitative Research" 「質的研究」です。これに対応する言葉として、"Quantitive Research" 「量的研究」があります。

量的研究とは、定量的なアウトカム指標をもとに仮説を統計的に検証するもので、自分の分野(リハビリテーション科学)では発表される論文の多くが量的研究に属します。ここでは結果を一般化することを目的としているため、方法論ではよりバイアスを少なくすることに努力が注がれます。対象者の選択では、取り込み基準、除外基準は厳密に統制される必要があります。

たとえば、脳卒中患者の自宅での筋力増強の効果検証をする無作為化比較対象試験(RCT)を行うとします。取り込み基準に「60から80歳、脳卒中が初発、認知・言語機能が良好である」、除外基準に「循環器疾患のリスク大、ほかの神経疾患の合併がある」と設定したとします。そして、介入研究の結果、これらの脳卒中患者に対する筋力増強の高い効果が認められたとします。

EBM(Evidence Based Medicine)は今や当たり前のように聞かれるようになりましたが、その実践はなかなか難しいものです。研究者や教育者は、エビデンスをどんどん蓄え、また臨床家や学生にその利用を促してきました。しかし、実際にはエビデンスと臨床の現場には大きなギャップがあるのも事実です。臨床では、エビデンスを信頼しない人もいます。なんだかEBMがすごく押しつけがましくて、「義務」のように感じる臨床家も少なくないのではないでしょうか。この研究と臨床のギャップが生じた理由の一つには、量的研究で蓄えられた膨大なエビデンスが、必ずしも目の前の対象者には適応できないケースがあることが挙げられます。上の例でいえば、認知症を合併した脳卒中患者には適応できるのか?という疑問が生じます。また、可能な限りバイアスを排除しようとしても、やはりヒトを対象にした研究である限り、バイアスは残るため、結果に疑いの余地が残る場合がほとんどです。やはり上の例でいえば、自宅での練習をやってないにも関わらず、研究者に練習してないと言うのはなんとなく気まずいので自己申告では「やったよ」と報告をしているかもしれません。このようなバイアスを本当になくそうとするならば、対象者を監視すればいいでしょうか?それはヒトで行うには倫理的に問題が出ますし、マウスやサルを使えば、今度はヒトでないため別の問題が生じます。ヒトを対象にした研究はバイアスを減らそうとしても、やはりバイアスが残ります。これらの量的研究の限界が、現在のEBMの限界の一つとも解釈できます。では、あらゆるケースに対応した量的研究のデータを集めることは可能なのでしょうか。そのような知識の蓄積はもちろん、なされるべきだと思いますし、まだまだ足りないことだらけです。でも多分、ヒトというバイアスを補うデータを量的研究のみでそろえることは難しいのではないでしょうか。

質的研究は、その焦点がヒトの経験、プロセス、解釈など、個別性に富んだ点に当てられています。いわばバイアスそのものに焦点を当てています。たとえば、上記の例ならば、「自宅での筋力増強をどのように患者はとらえているのか」というリサーチクエスチョンになるかと思います。量的研究のアプローチならば、質問紙などを配って回答と年齢、既往歴や現病歴などとの関連性を見るかもしれません。一方、質的研究では、インタビューの録音やグループディスカッションなどを通して寄せられた参加者の「発言」や「作品」をそのまま結果として採用します。先ほどの自主トレをやらなかったにも関わらず虚偽の申告をした対象者の例では、量的研究では目を覆いたくなる事実ですが、質的研究ではヨダレの垂れる研究材料というわけです。もうバイアスだらけです。こりゃまるでアートです。まだ自分は、質的研究をどのように解釈していいのかという点で悩んでいます。一般化するにはあまりに個別的な内容だからです。ただ、このヒトが持つ独特のバイアスの背景に迫るのは、質的研究の強みなのかもしれません。下の絵は、研究者(製造者)が量的なデータを測ろうとしている一方で、臨床家・対象者(利用者)は自らの経験などの質的な側面を語りたがっており、エビデンスの製造者と利用者のミスマッチが見て取れます。





EBMを批判する人はもはやいないと思いますが、一方でEBMが十分に浸透していない現状の理由は「臨床家が論文を読めないから」だけではなくて、量的研究に基づくEBMは、もしかすると臨床家にとっては無機的で利用したくなるデータが少ないのかも・・・?量的研究と質的研究のこの強烈なコントラストのもと、お互いに持ち味を発揮すると、今後のEBMがさらに有機的で魅力的なものになるのかもしれません。

こちらにきて、改めて、科学って面白いなぁと気づかされました。。

2013年10月16日水曜日

Thanksgiving

こんにちは。日本は台風がすごかったようですね。カナダのニュースでも取り上げられていました。みなさん大丈夫でしょうか。

この前の週末はThanksgiving(感謝祭)の休日でした。アメリカでは11月の第四木曜日ということなので、アメリカよりもだいぶタイミングが早いです。たぶん11月はもう寒いからでしょうか。

さて、自分はこの連休を利用してトロントへ行ってきました。今回は列車で行ってみました。トロントには高校生の時に1か月ホームステイしたことがあったので、その際のホストファミリーに会いに行ってきました。本場のターキーを食べ、ウェディングケーキ級(サイズが)のケーキを食べ、お腹も心もいっぱいになりました。




(車窓から見たオンタリオ湖。まるで海のようなサイズです。)

高校生の時にトロントへ来たのはもう10年も前のことです。10年前には現在の自分の姿は想像していなかったです。ただ、「将来どのような職業についても海外で活躍したい」という強い憧れはありました。この10年間は、周りの多くの方の助けを借りながら、自分の意志で人生の舵をきって今に至っています。これって本当に幸せなことだと思います。流れに身を任せないのは容易ではありませんが、嫌いでもないのでなんとかやってこれています。日々の進歩がわずかなので普段あまり後ろを振り向かないようにしていますが、たまに振り向くとけっこう進んだな~と気づかされます。

現実では、統計学のアサインメントが60% でした。アサインメントは計6回あり、その平均が最終評定(60%未満は落第)になりますが、常に崖っぷちです!前を見て、落っこちないようにしたいと思います。

さあ、お勉強しましょうか。

2013年10月9日水曜日

宝箱

こんにちは。

今日はいつもより早く帰宅しました。なぜなら、日本から両親が送ってくれた小包が届くからです。
小包を開けてみると・・・・日本食の宝箱や~!!
冗談じゃなく、本当にまぶしく見えます。塩昆布、味噌汁、ちらしずし、なめ茸(笑)....
これらは身近だと気づきませんが、いざ海外に住んで離れてみるととっても恋しくなるものです。自分はそれほど日本食がなくても苦ではありませんが、やはりたまには食べたくなります。
今日は早速たらこスパゲティをいただきたいと思います♪ 送料が高いのに送ってくれた両親に感謝です。あまり頻繁にはお願いできません。

そういえば、先日生肉を食べたことによる影響はなさそうです。。
Jean Talon (Little Italy)で買った肉なので、新鮮だったおかげかな??
今後はこのような無意味な綱渡りはしないで、もう少し慎重になるように気を付けたいと思います。


 

 



2013年10月7日月曜日

L'Arc-en-ciel

L'Arc-en-ciel...フランス語で「虹」です。日本ではバンド名としても有名で、なんか響きがキザですね。

今日は朝から晴れて20℃超えて暑かったのに、夕方に突風が吹いたと思ったら、ゲリラ豪雨に見舞われました。その後、夕日に虹が映えてとても綺麗でした。写真ではわかりづらいですが、虹が2つ見えました! 雨の後は気温が12℃くらいに一気に下がり、明日からはまた寒くなる予感がします。



昨日ピーマンの肉詰めを作り、見た目おいしそうにできましたが、火が通っておらず中は完全な生肉でした。もう空腹に耐えきれず、野生に還った気分で食べてしまいましたが、お腹大丈夫かな・・・?!
・・・これから健康に気を付けたいと思います!



現在、統計学の復習中です。。統計学は、比較的語学力の影響は小さいですが、自分の理解度がイマイチのため、語学力に関係なく復習が必要です。結局、どんな講義でも語学力の壁のみではない、ということでしょうか。これは当たり前か。語学力は講義を理解できない言い訳にもなりません。自分みたいな凡人は、泥臭く勉強しまくって追いつきます!


2013年9月29日日曜日

フランスパン

こんにちは。

こちらは今日は25℃近くまで気温が上がり、暑いくらいです。
さて、こちらに来てから初めてベーカリーに行ってみました。
実は自分は小学生以来のフランスパン好きでして、ちょっと味にはうるさいです。
フランス雰囲気が漂うモントリオールのフランスパンを今日、試してみました。

結果は・・・・・うまい!!自分が食べた中では2番目においしいです。あまりに美味しくて、すでに1/3くらい食べてしまいました。これから、もっといろいろなベーカリーを試してみたいと思います♪
モントリオールに来て、一番おいしいものは、今のところフランスパンです!!


 
(写真では支給されたパンみたいになってしまいましたが、本物はおいしそうです)

2013年9月23日月曜日

無知の知

自分はモントリオールに来る直前まで、理学療法士として病院で働いていました。
また、大学の学部を卒業と同時に修士課程にも進みました。

大学学部・大学院の入学時や新人として働き始めたときには、右も左も分からないですが、次第に慣れてくると分からないことが少なってきます。この「慣れ」も大事な成長の側面かもしれませんが、「慣れ」による成長はやがて止まると思いますし、ほかの環境での応用はききにくいと思います。理学療法士や学生をしていれば、必ず壁にぶつかるので、比較的自分の未熟さ・無知には気づきやすい職業かもしれません。しかしそれでも、慣れてきた頃には「分からないことがもうあまりない」、「今の知識・技術でそこそこ俺はやっていける」と勘違いしてしまうことが自分はありました。

高校の倫理の授業でソクラテスの「無知の知」という言葉を知りました。当時の自分は、倫理の先生が少し体格の良い先生だったため、「ムチムチした先生がムチムチ言っていた」などと同級生や先輩と笑っていました。しかし今、この言葉がすごく響いてきます。先生笑ってごめんなさい。
「真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まる」という意味の言葉ですが、スタート時点のみではなく、いつの時点でも自分が無知であることを認知できているかどうか、が真の知へ近づけるかどうかを決める大事な要因ではないかと思います。

こちらに来て、今は右も左も、上も下も前も後ろも分からない状態です。分からないことがこんなにあったのに、勘違いしていた自分を振り返ると、恥ずかしい限りです。
「慣れ」による成長にとどまらず、常に自分の無知に謙虚に向き合っていきたいものです。

だから、今分からないことだらけと毎日身に染みて感じる今の状況は、正しい道にいるんだと自分を励ましてあげて、せっせと勉強したいと思います。


 

                         

2013年9月22日日曜日

Little Italy

こんにちは。

今日は最高気温が14℃と寒く、木がどんどん紅葉しています。
最近の気温差のジャブが徐々に体に響いてきている気がします。

今日は朝に勉強少しして、その後Little Italyという地区に行ってきました。
モントリオールではイタリアンのレストランがあまり多くないのですが、この地区にはポツポツとありました。ただ、思ったほどイタリーイタリーしていませんでした。まぁ、"Little" Italyなので。

しかし、マーケットはすごく充実しています。また、パスタやオリーブオイル、チーズ、生ハム、魚介類などの食材も種類が豊富で安く手に入ります。
今日はひとまずパスタを購入。次回は大きいバッグを持って行きたいと思います。




(これ全部パスタです)

2013年9月17日火曜日

英語

学校のことをすこし。
今年の秋学期は5つの授業を履修しており、1週間のうちに週3.5日はキャンパスでの講義、1.5日は研究室へ行っています。

今日はAcademic Writingの授業がありました。WritingはIELTSやTOEFLの中でも自分が最も苦手でしたので、この授業はかなり役立っています。

その中で便利なツールがあったので紹介します。

英単語を覚える際に、シソーラス(類義語辞典)を使うのが良いと兄に教わりましたが、それだけではなく、文中ではどのような使われ方をするのかも併せて調べておくと更に実用的になるそうです。

Corpus Concordance English (http://www.lextutor.ca/concordancers/concord_e.html)は、様々な場面で用いられた英文(論文、新聞、ラジオの会話など....)のデータベースで、これを利用して英単語を調べると英単語が文中でどのように使われているのか、一覧になって出てきます。

全ての新しい単語でこの作業を行うのは手間なので自分は行うつもりがありませんが、Writingの際に英単語の使い方に迷ったり、日本語に直訳した際に意味が不明瞭な単語を調べる際にはとても役に立つツールです。コロケーション(前後に続く相性のいい単語)もはっきりわかります。


今の時期は新入生のオリエンテーションなどで参加者は無料で昼食が食べられる機会が多くあります。今日も完全に昼食目的で紛れ込んできました。貧乏学生はしたたかに生きています!

では。。

2013年9月14日土曜日

引っ越し完了

今日、新しい家へ引っ越しました。ルームメートの友人に手伝ってもらい、大助かりでした。

これまで住んでいた場所は同じ研究室の院生のアパートの一室を借りていましたが、一か月経ちようやく独り立ちです。といっても、新居も大家さんが日本人の方なので、独り立ちにはとど遠いかもしれませんが、まあだんだんですね。。

この部屋はこれまで短期で日本人の方に貸していたらしく、酢・醤油など置いてあって日本の気配がする部屋です。。なによりも、靴を脱いで上がれるのが嬉しい!!
また、この家ではNHKが観られます♪ 日本では台風が近づいているようですね (@.@) もともとあまりテレビは観ませんが、久しぶりにNHKニュース見て感激です。。パ・リーグではいま楽天が一位なんだ~・・・と思ったらあっという間に1時間経ちました。

早速大家さんにシチューをいただいちゃいました♪ ごちそう様でした。
これから来週の授業のお勉強です。。






2013年9月13日金曜日

モントリオールの地下鉄

モントリオールは公共交通機関が大変便利です。
今日はその中でも便利な地下鉄についてです。
こちらの地下鉄は明快で、色別にオレンジ、青、黄、緑の4本の地下鉄があります。

地下鉄の乗り心地は・・・日本の方がいいかもしれません。
座席もクッションがありませんが、どんなに長くても40分程度しか乗らないのであまり苦にはなりません。また、治安のいいモントリオールでは地下鉄も安心して乗ることができます。ラッシュアワーでも日本のように殺人的な混雑はありません。

ちなみに、こちらの地下鉄は車輪が鉄製ではなくゴムタイヤです。
なにか意味があるのでしょうか。わかりませんが、パリの地下鉄もやはりゴムタイヤだと聞いたことがあります。フランス独特のものなんでしょうか。

今日はこれから、大家さんの誕生パーティーがあるので行ってきます!
みなさんよい週末を!





2013年9月12日木曜日

日本雑貨

こちらは季節の変わり目のため日々めまぐるしく気候が変わっています。
昨日は29℃まで気温が上がりました。

さて、今日は研究室の帰りに、友人に日本雑貨のお店に連れて行ってもらいました。
こちらはモントリオール唯一の純日本雑貨のお店です。
日本にいると何の変哲もないものでも、外国で見るととても懐かしくていちいち感動させられます。
店員さんも日本人!!こんなにたくさん日本人がいる場所は初めてです。

「お~い お茶(oi ocha)」CAN$2.83(約250円)、「オロナミンC」CAN$3.47(約330円)
・・・・・今は見て楽しむことにします。
しかしここで味噌やごま油、味の素、塩こうじなど、調味料さえそろえれば料理ができそうです。
また、日本の情報誌もここでゲット!どうやらこちらにも日本人コミュニティーがあるようです。
そちらの情報収集も少しずつしていきます!

☆お店の情報☆
Miyamoto (宮本)
382 Victoria Avenue Westmount
http://www.sushilinks.com








2013年9月9日月曜日

授業からのGymからの勉強

今日は朝から午後まで授業でした。
授業後、Gymにいってきました。外が寒くなってきたので、ためしに屋内トラックを使ってみました。。中学校以来の200mトラック!!!しかもコーナーはバンクになっているためスピードがついていても快適です!ただ、低速でジョグするにはちょっとやりづらいです。

一方、授業は70~80%の理解度といったところなので、復習が欠かせません。
こちらでは授業で使ったスライドなどの資料がオンラインでダウンロードできるため、とても復習しやすい環境が整っています。授業によっては予めオンラインでアクセスできるものもあるため、予習もできちゃいます。

今日のような生活リズムが続くのが理想的だな~。。


2013年9月8日日曜日

2020 OLYMPIC/ PARALYMPIC for TOKYO!!

このニュースを聞いて本当に興奮しました。安部さんのプレゼンも良かった。

2020年にどこで何をしていても、オリンピックだけは必ず見よう。
日本という国の問題は山積みだけれど、日本の全てが良い方向に向かうことを心から願うし、自分の置かれた立場から日本に、できれば世界にも少しでも貢献できることをしたいと思う。特に海外に住んでいると、多国籍の人と政治の話をする機会が多くなり、日本を客観的に見る機会が増えますが、やはり良い国だと誇れます。まだ自分の英語が拙いこともあって、十分アピールはできていませんが。。
しかし久しぶりにいいニュースだなぁ~。
がんばろう日本。

2013年9月6日金曜日

Gym

モントリオールは日に日に秋めいています。
今朝は寒いと思ったら気温が6℃でした。日中は22・3℃にはなるのですが、風がひんやりしてきました。

さて、今日はこちらで初めて学校のジムに行ってみました。
運動の複合施設で、フィットネスが行えるほかにランニングの屋内トラック、スカッシュ、バスケ、ヨガ、柔道、空手など・・・とにかく種目が豊富!!広すぎて迷子になります。
冬場は屋外で運動ができなくなるので、今よりももっと利用者が多くなるとのことです。

学校のすぐ裏にあるので、さっそく秋・冬学期のパスを購入(CAN$72)しました。
平日は夜11時まで開館しているとのことで、運動なしでは生きていけない自分にとっては、命綱のような施設です!こちらでも早く筋トレ仲間を見つけたい思います♪

2013年9月1日日曜日

新しい教科書

新学期に使う教科書を買いに RUE MILTON に行ってきました。
このエリアはMcGillの学部生が多く住む地区です。
こちらの本屋さんは古本屋ということもあり、かなり味のあるお店でした。

小学校か、中学校か、高校か覚えていませんが、いつかの先生が、「新しい教科書を手に取ったら私はまず鼻の前でペラペラとめくって、匂いを嗅ぎます」と言っていたのを思い出します。当時は「よく意味わからないな~」と冷めた目で先生を見ていましたが、今やってみると・・・・おお!気合が入る(気がします)。

2013年8月30日金曜日

Coincidence (奇縁)

授業は9月3日からなので、まだのんびりと過ごしています。

昨日は旧市街にある Chapelle Notre-Dame-de-Bonsecours (ノートルダム・ド・ボンスクール教会)に行ってきました。建物内にはマルグリット・ブルジョア博物館もあり、見学しました。

1655年にマルグリット・ブルジョアというシスターがモントリオールで初の教会を建て、また初の教師になった人でもあるそうです。現在の建物は1771年に再建されたもので、モントリオールに残っている中でも最も古い建造物の一つらしいです。
マルグリット・ブルジョアの弟子たちが、世界中で布教活動を行い、そのうちの一人は日本にも来ていたようで、東京・福島・高松・福岡にノートルダム修道院があるそうです。
先日亡くなった福島の伯母が昔、布教活動に来たシスターからマルグリット・ブルジョアに由来する洗礼名を授かったと聞いて、すごい奇縁だと感じました。
自分はキリスト教徒ではありませんが、自分の手の届かない力を感じることってこれまでも経験したことが何度かある気がします。
こぢんまりとしていてとても雰囲気の良い教会です。
 
(パンフレットにあった修道院の住所)
 
(旧市街)